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IFRSの流れと日本の会計基準

「IFRS」は、「アイファース」や「イファース」とよばれ、日本語では「国際財務報告基準」と呼ばれます。
IFRSはIASB(国際会計基準審議会)が定めた会計基準ですが、日本を含め世界100カ国以上が採用または、受け入れに向けた調整を行っており、 2015〜16年に強制適用される予定です。
IFRSは、従来の日本の会計基準と大きく異なる点がいくつかありますので、違いを説明します。

1. アプローチ方法の違い

本企業では、伝統的に売上や利益を重視してきました。
「売上高が前期比●%増加」、「営業利益が前期比●%減少」といった比較が正にそれです。
収益から費用を差し引いた利益を内部留保して、資本が増減すると考えます。
これに対して、IFRSでは、資産から負債を引いた純資産に着目します。この純資産が期首から期末までにどれだけ増えたかを、 要因ごとに説明するために、決算書を作成します。
日本で決算書といえば、損益計算書がメインの決算書で、そこから貸借対照表を作成するような感覚ですが、IFRSでは考え方が逆になります。

2. 利益の概念の違い

先ほど説明したように、日本では企業活動による利益が重視されているのに対して、IFRSでは企業活動による利益は、 純資産を変動させる要因の一つとしか考えません。
日本の企業が最終目的としている当期利益は、IFRSでは純資産変動の一部ですので、損益計算書とは異なり、 その他の純資産変動項目を加えた包括利益計算書という別の決算書が作成されることになります。