TOP PAGE > 不動産鑑定の鑑定評価について   |      はてなブックマークに追加 Buzzurlにブックマーク この記事をLivedoorクリップにクリップ! Yahoo!ブックマークに追加 このページを Google Bookmarks に追加



不動産の価格形成要因

不動産の鑑定評価においては、価格形成要因の分析が重要な位置づけとなっています。
不動産の価格形成をする要因とは、不動産の効用、相対的希少性及び有効需要の三者に影響を与える要因をいいます。
不動産の価格はこれらの多数の相互作用の結果として形成され、またこれらの要因は常に変動する傾向をもっていることから 鑑定評価を行うに当っては、その時々の価格形成要因をしっかりと分析しなければ適切な価格を導くことはできません。
不動産の価格形成要因は、「一般的要因」、「地域要因」、「個別的要因」の3つに分けられます。

  • 一般的要因

    自然的要因、社会的要因、経済的要因、行政的要因の4つに分けられます。

  • 地域要因

    住宅地域(日照、温度、湿度、風向等の気象の状態、街路の幅員、構造等の状態など)

    商業地域(商業施設又は業務施設の種類、規模、集積度等の状態、商業背後地及び顧客の質と量など)

    工業地域(幹線道路、鉄道、港湾、空港等の輸送施設の整備の状況、労働力確保の難易度など)

    農地地域(日照、温度、湿度、風雨等の気象の状態、起伏、高低等の地勢の状態など)

    林地地域(日照、温度、湿度、風雨等の気象の状態、標高、地勢等の状態など)

  • 個別的要因

    T.土地に関する個別的要因


    1.宅地
    (1)住宅地(地勢、地質、地盤等、日照、通風及び乾湿など)

    (2)商業地(地勢、地質、地盤等、間口、奥行、地積、形状など)

    (3)工業地(地勢、地質、地盤等、間口、奥行、地積、形状など)

    2.農地(日照、乾湿、雨量等の状態など)

    3.林地(日照、乾湿、雨量等の状態など)

    U.建物に関する個別的要因


    建築(新築、増築又は移転)の年次、面積、高さ、構造、材質等 など

    V.建物及びその敷地に関する個別的要因


    T及びUに例示したもののほか、借主の状況及び賃貸借契約の内容、貸室の稼動状況、修繕計画及び管理計画の良否並びにその実施の状態